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WAKIRIという犬
ギニア人は日本人のように犬をかわいがらない。
日本でいえばハトやカラスが当たり前に駅前にいるような存在感。
なんなら、ちょっと邪魔もの扱いが普通で、でも犬を飼ってる人もいるのが不思議…。

首都コナクリは、古い壊れかけの車がぶんぶん走ってるので、道路付近の空気は排気ガスと、赤土けむりでにごっていて、私ものどをやられしばらくダミ声で過ごしてました。
そんな道路脇にはなぜかノラ犬がたくさんいて、ひどい目やにと皮膚病になりながらもそこで生活している…「なんで?」と犬語は話せたら絶対に聞いてみたい。
見るからにひどい花粉症のようにしょぼしょぼなんだもの…。かわいそうに…。
あぁ「コナクリ犬」


そんな道を1本入って住んでいたのが、Ba Cisoccoの拠点である”WAKIRI GUINEE”というところ。そこには首にぼろぼろになったヒモをつけた犬が出入りしていて、管理人さんに「シガー(あっちいけ!)」とよく怒られてたんだけど、犬好きのアラカリと私はついかわいがってしまう訳で、汚れてるから嫌われるんだとシャンプーするようになり、ギニア人のご近所さんも「汚れてるぞ」と教えてくれるまでになった訳です。
犬くんもすっかりなついて、お買い物のお供までしてくれるようになり、情が…
そういえば犬くんの名前知らないことに今さらビックリ!

その頃、海で練習をしていると、小さな子犬を抱えた少年が茂みに入っていったので散歩かと思っていたら、数十分後、子犬がひとりうろうろしてる姿…もしや捨てられた?いやギニア式散歩か!?でも翌日練習場に行くと姿はなく…ただ心配。

そんなこともすっかり忘れかけたある日、あばらが洗濯板のようにゴリゴリになってしまったあ子犬がWAKIRIの小屋の隅にうずくまってたの!粉ミルクすら飲まず、もう食べる気力もないのか!と途方にくれてると、翌日やっとバンデー(ギニアのぶっかけごはん)の残りを食べてくれました!えらい!
ギニアをいずれ離れる身でどうなんだ!とすごく悩んだあげく、ほっとけないです。と飼うことになり、みんなで考えた名前は住んでた場所をとって"WAKIRI"。
すぐに諸事情によりお隣に引っ越しになったのですがもちろん"WAKIRI"もいっしょ。

玄関の軒下の、机の下にかごをおいて寝どこをつくって、ごはんいっぱいあげて
まさかギニアで犬を飼うとは思いつつも、責任感がふつふつとこみ上げ
しつけは日本語?フランス語?SUSU語?
私たちがいなくなっても生きてけるように、みんなにかわいがってもらわないと!などなど、最低限の接し方でいこうと飼い始めたわけです。

数日後、アラカリが赤い首輪とチェーンを買って帰ってきました。
ギニアにそんなモノが売ってることにまずビックリ!

つづく…

This na WAKIRI !!




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